ご飯です! -3ページ目

つん読も多いけれども…。

時間があまりないのに、

あれもこれも「読みたい!聴きたい!」ものをつんでおいている。

まさに、つん読だあ、と自分でため息。

歳を取った証拠なのかもしれないが、

若い頃にいたく感激したり、印象に残ったりしたものを

もう一度確認してみたい、というものや、

また、「ほぼ日」とか友人のブログなどでみた気になるものを

アマゾンから取り寄せたりしている。

若い頃、萩尾望都の「A-A'」を読んでから、クローンっていうものついて、

なんとなくわかったような気がしたのだけれども、

あらためて昨日取り寄せて読んでみた。

すごいなあ。

掲載されていたマンガと日時が話の終わりに記載されていて、

「A-A'」は

プリンセス 1981年八月号に掲載。

今から、24年も前だ。

むずかしいテーマ、そして、人間の心についてとか、

いろいろ感じる。

萩尾望都という漫画家のすごさ…。

私が読んでいるものに一応、子供達も興味を示すのも面白い。

真中の子の高一生にとって、萩尾望都は昔の漫画家ということになるのだろうなあ。

それでも

「絵はあまり好きと言えない気がするけど、哲学的だなあ。

哲学的なものは好きだよ。」

と言った。

萩尾望都はすごいよ。

ものすごく深い。


追記:というか、大事なこと、というか。

子供達はあまりよくわからないと言うのだけど、

萩尾望都氏のマンガの絵が本当に好きだ。

後半、萩尾氏は絵が変わってきて、後からの絵も好きだけれども、

圧倒的に私は初期の「ポーの一族」の頃の絵がいいと思う。

漫画の世界にあんなにも入っていけるものに、もう出会うことはないかもしれない。

深くて美しくてすばらしい。

マンガでこんなにすごい表現ができるんだなあと、ただただ打たれた。

漫画の天才の一人であると思う。


あと、「ほぼ日」の糸井さんが最近紹介していた

こうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」

広島のこと、原爆のこと、戦争のこと…。

怖くてあまりにつらいものだが、それについて

深く何か重い悲しみなんだけど、

それと向き合うっていうことがどんな感じなのか

少しわかったような気がする

そんな漫画だった。

焼きおにぎり。

焼きおにぎり

ご飯があまりにも多く残ってしまっていた。

ふと、セラミックの焼き網が目について、これなら、焼きおにぎりも

案外おいしく焼けるかも…。

ということで、やってみた。

昔なら、七りんで焼いたところだが、

ガスレンジの上にのせて、

この焼き網を使って焼いたら、案外、うまくいく。

こんな風に↓

焼きおにぎり焼き中

まず、おにぎりをにぎったら、水にぬらした割り箸を上にのせて、

下焼きをする。

両面がある程度焼けたら、たっぷりの醤油をお皿にあけて、

それに下焼きしたおにぎりをつけて醤油をよくまぶし、

また、焼き網の上にのせて、両面をこんがり焼くと出来上がる。


おいしい旬の新鮮なきゅうりに味噌をそえて、お皿に盛り付ける。

なんとなく暑い日も食欲をそそる。


割り箸をこんな風に使うと網が焦げないで上手くいくのだが、

これは、子供の頃よく母がこうやって作っていた。

焼いていたら、あざやかにその光景を思い出した。

母はしちりんなんか使わなかったので、

ガスレンジの上で当時はセラミック仕様もなかったから、

焦げ方がまばらで…。

要するにところどころがかなり焦げていたりした。

でも、おいしかった。

特に料理が上手という人ではなかったのだなあと

今振り返ると思うのだけれど、

それはそれで絶対母でなければできない味がまたあったように思う。

その一つがこの焼きおにぎりかなあ。

ネプタを観る。

ネプタ

ネプタの太鼓って、あんなに音が大きかったんだなあ~。

ライブに行った次の日みたいな頭になっている。


ネプタを観たいと思いつつなかなか行けないでいたが、

cherryさんが観覧に誘ってくれる。

運行のコースの沿線のとてもぜいたくな場所で

用意してくれた椅子とテーブルで、ビールを飲みながら、

cherryさんが用意してくれた焼き鳥とかお好み焼きとか、

そして、とってもおいしかった冷たいトマトサラダとかを

いただきながらの観覧、サイコーだった。

毎年、いろいろな方のご好意でネプタを観ることが出きて本当に

幸せだと思う…。涙


ネプタはやっぱり、太鼓だ!と思う。

まず、太鼓がぐっと来る。

一夜のお祭りにエネルギーを注ぐ。

ネプタの始まった8月に入ると共に、猛暑となって、

大変ではあろうけど、この暑さでなければネプタは物足りないでしょ?

そして、夜の運行最終日の昨日の夜の風はもう、夏の終わりを感じさせていた…。

ネプタが終わるともう、北国の夏も終わる。

だから、ネプタはやっぱり観なくちゃ!

夏が終わり、秋がきて厳しい冬が来る心構えができない。


ネプタは終わり夏も終わる。


蒸し暑い一日。

エアコン24時間稼動中…。

とにかく2,3日の蒸し暑さといったら…。

できるだけ体力温存の意識が働いているのか、エアコンの効いた家から

あまり出ないでいる。

夏休みの中一生と一緒に過す時間も多く、

変なのかもしれないけど、この子とはきさくになんでも話をしている。

この子は家の中でもいい位置ににいて、

三世代の人間関係をけっこううまく理解しているし、

気の遣い方もなかなかいい。

自分で自分につっこみを入れたりしつつ、

上手い!、というような立ち回りをすることもある。

立ち回り、と言えば、上手い人間、下手な人間、ってあるものだ。

真中は、下手で、一番上は中くらい下手で、一番下はまあまあ上手だ。

人の持ってる面白い部分に気がつけるっていうことって、

一つの才能かもしれなくて、

先日、一番下の子が家の廊下で

口笛を吹いていたら、ベッドに寝たままおじいちゃんも口笛を吹いて返してきたんだそうで、

おじいちゃん、ナイスだよねえ~、って何気に私にだけ教えた。

長年具合もあまりよくなくて寝たり起きたりのおじいちゃんだが、

もともとの性格って案外、その表現系を様々に彩るのかもしれない。




ちょっとした余暇の時間ができる時、

何をしようかなあ~って選択肢はいろいろあると思うが、

そういう時のために、手元にある本を読む、とか、CDを聴く、とか、

はたまたテレビを観る、とか、あるけれども、

気持ちが入っていける時とそうでない時がある。

昨日、大分前に借りていた、「ノルウェーの森」(村上春樹)を

ようやく読み始めて、出だしで、ぐっと気持ちをつかまれた。

タイトルの「ノルウェーの森」はビートルズのジョンレノンの「ノルウェーの森」と

関係があるのかあ~って。

ビートルズのどのCDに入っていたんだっけ?

いろいろ捜してみたら、「RUBBER SOUL」の2曲目に入っていた。

さっそく、聴いてみる。

ジョンの声とシタール、もう、この小説を読んでいて、

この曲が何度も頭の中を回転していく。



   「ノルウェーの森」(ノーウェジアン・ウッド)


 昔 ある女を引っかけた

 それとも こっちがひっかけられたのか

 彼女は俺を部屋に招いて言った

 “ノルウェーの森みたいに素敵でしょ”


 “泊まっていってよ

 好きなところにすわってくつろいで”

 俺は部屋を見まわした

 でも 椅子なんかひとつもなかった


 そこで敷物の上に腰をおろし

 ワインを飲みながら時間をつぶす

 すっかり話こんで2時になった

 すると彼女“もう寝なくちゃ”


 朝から仕事だと言って

 彼女はおかしそうに笑いだした

 こっちは暇だと言ってみても始まらず

 俺はしかたなく風呂で寝ることにした


 翌朝 目が覚めると俺ひとり

 かわいい小鳥は飛んでいってしまった

 俺は暖炉に火をくべた

 まるでノルウェーの森にいるみたいだ

ポトフ&バターライス。

ポトフ

お友達のcherryさんが

大きな真っ赤に熟れたトマトでミートソースを作り、

たぶんまだトマト残ってるだろうなあ?と想像していたら、

そうだポトフもおいしいっす、ということで、

ちょっとコメントをしながら、自分でも

猛烈においしいトマトでポトフを食べたくなって、

さっそく買い物行くと、

箱に入った地物の完熟の真っ赤なトマトが

「買って下さい!」って感じで並んでいた。

大きなトマト6個入っていて、そのうちの二つでさっそくポトフ。

ご飯がけっこう多く残っていたので、

醤油で軽く味をつけたバターライスでいただく。



お友達のcherryさんも、とーってもおいしそうに同じ日にポトフを作って

写真をアップしていてくれました。

cherryさんちのポトフ

すごくおいしそう~。


cherryさんも、ちょっとレシピを聞いただけでおいしいものが作れる人なんだけど、

料理の基本があってのことなのだと思う。

なにげなく毎日料理をしているけれども、

実は、料理は基本ができていないと

おいしいものは作れないんですよね。

最近、そういうことを感じた場面があって、

「そうなのよ」、と思ったのだけど…。


それはたとえば、炒めるという作業を

実は、手を休めず水気を出さずにやる、ということだったりするんだけど、

それは当たり前すぎて、ついたとえば子供達に

教える時に忘れてしまったりするのだけど、

そういうことを子供達にも伝えたいなと思う。

ミニ旅。

仙台へ

28,29と一人で実家に行く予定だったが、

子供が仙台の大学のオープンキャンパスに行く、ということが急に決まって、

29日は仙台へ。

その前の日の28日の午後に出発して、

実家の福島に一泊し、朝早くに新幹線で

仙台に行くという計画に急遽変更。

とはいえ、子供と二人の初ミニ旅。

孫の急な来訪に心から喜ぶ父。

年金暮らしの父ではあるが、

小料理家にてかなりおいしいものをご馳走になる。

おいしいものをいろいろと食べて楽しいミニ旅となる。


オープンキャンパス、私たちの若い頃にはそんなことがなかった。

普段は入れず、また到底足を運ぶことなどなかっただろう大学の中を

みられるということが楽しみでもあった。

それを観に行くことで、子供にどんな選択肢の変化が訪れるのだろう。

どこの大学に行くか、もうそろそろ決めないといけないのだが、

まだ、決められないでいて、

みに行くことできっと、モチベーションアップをねらう、という意味合いもあるのだと思う。

どの大学のどの学部を選ぶか、ということは

将来の職業に直結していくのだろうけれども、

案外、そのあたりの選択をはっきりとできる子供なんてそういるもんではないと思う。

迷っている子供達にオープンキャンパスというのは、

刺激を与えてくれるものだろうか?

大学生活時代に暮らす街の雰囲気というものも味わいながら、

きっと子供にはそうやってみにいったことがまた

いろいろと考えるものを与えてくれるんだとは思う。

駅の七夕の飾りがかわいかった。

子供の頃、父が毎年、

松島に海釣りにつれていってくれてその帰りに七夕飾りを観て、

蕎麦を食べて帰ってくるというコースだったのだが、

その通り全部を埋め尽くす七夕飾りと人ごみを思い出す。

今、自分の子供とその街を歩いていることが少し不思議だった。

かたずけの日々Part2.

毎日、いろんなところの整理整頓おかたずけ、の日々。

昨日は、子供達の漫画コーナーをかたずける。

高一の子と一緒に。

二段のカラーボックス一個約700円を六個購入して、

そこに、整理していくことにする。

カラーボックスの組み立てもまた、けっこう大変。

とっちらかった漫画を1巻、2巻、3巻…というように順番に揃えて

組み立てたカラーボックスに収めていく。

それにしても、漫画もいつの間にかこんなに増えてる。

私も漫画大好きだったから、子供達の漫画読むのをわかる。

漫画文庫


最近、漫画が読めなくなっているのが、さみしい。

子供達は実にいつも漫画読んでる。

いいのかどうかわからないが…。

夫もけっこう読んでいて、いつも子供達に買ってくるのが、

「少年ジャンプ」「少年マガジン」「ビッグコミックオリジナル」「モーニング」「ヤングジャンプ」

っていうか、こうして書くと、ちょっと買いすぎだ。

最近、アマゾンで私が買ったのが、

萩尾望都の「残酷な神が支配する」全巻。

吉本ばななさんが日記のなかで、

この作品をノーベル賞もらえるくらいだっていつだったか書いていて、

これは、私のずっと読んでいた『プチフラワー』に連載されていて、

こんなに心理描写がすごいマンガってないってずって思って読んでいたのだけど、

ばななさんがそんな風に書いていて一気に嬉しくなって即効アマゾンに全巻

注文したのだった。

が、なかなか暇がなくて読んでないのだった。


おとといの夜は

「ロスト・イン・トランスレーション」のDVDを観る。

「バージンスーサイズ」のフランシス コッポラ監督の作品。

2004年のアカデミー脚本賞の作品。

不思議な映画で評価も高いけれども、

好きな映画かな、というとよくわからない。

映画の最後にハッピーエンドの「風をあつめて」が入っていて、

ぐっとなる。ハーッピーエンドのCD、探さなきゃ…。

聴きたくなる。


昨日から、暑くなって、三十度近くの夏の日々。

かたずけがうまくいくと気持ちがいいけど、

まだまだ山のようなかたずけものをこの暑い日々にやるのはちょっとしんどい。

けれども、やり始めると止まらないし、面白い。


昨日のお昼は末っこが食べたいということで、

今年初の冷やし中華。

そして、晩は冷凍庫に依然買っていてヒレ肉でカツ。

食事も案外満足で疲れは残るがいろいろ満足。


うな卵丼。

うな玉丼とナス焼き

昨日、美容院で髪をカットしてもらっている間に

「クロワッサン」を読んでいて見つけたレシピ。

簡単そうで夏に適していておいしそうだったのでさっそくトライ。


うなぎを一口サイズに切り分けて、

添付のうな丼のタレを料理酒とみりん、そして、醤油少々、&水でのばし、

味見をしておいしさを確認の後、上記の切ったうなぎを入れ、

一煮したら、切った三つ葉を入れて、溶き卵を入れて卵とじ。

丼にご飯をよそい、上記↑をのせる。

「うな玉丼」、かなり皆に受けがよく、

うな丼とかよりも食べやすいし、おいしいという声。

私も食べてみておいしくて、良かった。


今日のもう一品はナス焼き。

夏には何度か作る一品。

鰹節と醤油であっさりといただく。


ちなみにナス焼きは案外手軽だ。

うな玉丼とナス焼き

こんな風に↑

セラミックの魚焼き網を強火にかけて、

ナスを載せ、まわして位置をかえながら、

じっくり中まで日を通し、

ナスの皮が適度の焦げたら、

手でスッスッとむける、

熱いうちに包丁でたたいて小皿にもりつける。

卵ドーフ

卵トーフ

夫の父が食べたいもの、ということで、

久しぶりに作る。

丼ものを作る丼で作る場合、

卵4個に対して、出し汁はほぼ同量か少し多目にのばして、

塩少々で味をつけ、ざるなどでこしたものを丼に入れ、

湯煎にして作る。

丼が三分の二くらい隠れるくらいのお湯をはった鍋で

火加減ははもう消え入るくらいで、煮立たないように気をつけて、

約20分ほど湯煎すると、なめらかにほとんど失敗なく出来上がる。

真中を箸で押してみて、つゆがにじみ出てこないようになっていればよい。

後は夏場は冷めたら冷蔵庫で冷やし、

蕎麦のつゆのような味のたれを片栗粉でとろみをつけたものをかけて食べると、

喉越しがよくさっぱりとしておいしい。


TUTAYAの旧作レンタル100円ということで、

「風と共に去りぬ」と「ロスト・イン・トランスレーション」を借りてくる。

昨夜は「風と共に去りぬ」を観る。

レッドバトラーがかっこよすぎる。


昨日の空は一日中きれいで、

北国の夏は最高気温が25度くらい。


最近思うことは、田口ランディさんがはやく戻ってきて

またブログの更新をしてくれないかなあ~っていうこと。

不安が増して空を見あげるこの頃。

田口ランディさんの言葉は、

とても難しい内容のことやなんだかもんもんとした不安な気持ちになるような

心をどこか救ってくれる力を持っている。

今の時代に、本当に必要なものすごい言葉を持っている作家の一人だと思う。

ネガというジャズ喫茶。

女子高を卒業して、

大学を卒業しても、これといった職業にもつけなかったので、

父の小さな中小企業の会社の事務を手伝いながら、

曲を時々作ってはアマチュアが集まってやるミニコンサートなんかで

歌ったりしながら若い一時期を過していた。

当時を振り返って、

自分にとって重要な場所だったのは、

「ネガ」というジャズ喫茶だ。

「ネガ」を通して、当時、たくさんの演劇、コンサート、ライブ、を観た。

「ネガ」を経営していたIさんという方は

東京写真大学を卒業して、地元のテレビ局に就職していたが

その後はやめて、時々そのテレビ局のディレクターとして、

単発な仕事をされて、ジャズ喫茶をされていた。

ある時、ローカルなある町の紹介番組を作る仕事がきたらしく、

その番組を進行させるパーソナリティを探していた時期、

たまたま、アマチュアが4つほど集まってやっていたコンサートに

出ていた私の歌を聴いて、私にパーソナリティをやらないかと

声をかけて下さったのだ。

後で、私の歌ではなくて、間の語りが良かったから、っていうのを

きいて少しがっかりしたのけど…。

その番組作りは三日間の取材と、徹夜の編集を経て作られた一時間番組だった。

放送されたテレビの自分があまりにブスでがっかりしまくりだったのけれども、

それでも、ものすごく楽しい経験で、

撮影チームの方達もとてもいい人で、

昔の楽しい経験のトップともいえるかもしれないくらいだった。

そして、その番組のBGMには全部、私の曲が使われたのだ…。

今、思うと信じられない!


そんな風に、そのジャズ喫茶のIさんとの出会いがあったが、

そのIさんは風貌はこういっては失礼だけれども、

おせじにもかっこいいとは言えなくて、どちらかというと

狸親父みたいだったけれども、雰囲気とか話方とか、言葉数は多くはないが

とても深みのある声で、

なんていうか魅力があって、温かみがあって好きだった。

そのジャズ喫茶に行くと、

なんだか新しい違う世界と触れることができるように思った。

そこはいつも刺激的でかっこよかったり、

緊張感があって、自分が大人の世界の住人になったような気がした。

ドアを開けると大音量でジャズが流れていて、

その中で、いろんな人が話をしていたり、また、

静かにリズムを取りながらジャズを聴きコーヒーを飲んでいた。

いろんな情報や、気になる催しのこととはそこで知り、

そうしてそれらを観に行った。


「赤テント」公演、「東松照明の世界展」、様々なジャズのコンサートに出かけた。

そういえば、沖山秀子さんのべろんべろんに酔っ払ったライブも

観たなあ~。

映画館も、街中のすぐ近くにあったので、よくふらっと気軽に映画も観たりした。

そういうたむろできる場所がみんな街中にあった時代だった。

刺激を受ける面白いものを知ることのできる中心が

ジャズ喫茶というのも多く、

「ネガ」もそういうジャズ喫茶の一つだったと思う。


結婚してそういう時代は遥か遠くになってしまったが、

あの頃、泣いたり笑ったりしながら、

人の中で右往左往しながらも、楽しかった。

たまらなくその時代をなつかしく思い出す時があるが、

もう、そのジャズ喫茶もなくなって、

Iさんも亡くなってしまって、二度と会うことはできないんだな。

その当時、そこでよく出会った人々に会うことがいつかできるのかな?

できるといいな…。