焼きおにぎり。
ご飯があまりにも多く残ってしまっていた。
ふと、セラミックの焼き網が目について、これなら、焼きおにぎりも
案外おいしく焼けるかも…。
ということで、やってみた。
昔なら、七りんで焼いたところだが、
ガスレンジの上にのせて、
この焼き網を使って焼いたら、案外、うまくいく。
こんな風に↓
まず、おにぎりをにぎったら、水にぬらした割り箸を上にのせて、
下焼きをする。
両面がある程度焼けたら、たっぷりの醤油をお皿にあけて、
それに下焼きしたおにぎりをつけて醤油をよくまぶし、
また、焼き網の上にのせて、両面をこんがり焼くと出来上がる。
おいしい旬の新鮮なきゅうりに味噌をそえて、お皿に盛り付ける。
なんとなく暑い日も食欲をそそる。
割り箸をこんな風に使うと網が焦げないで上手くいくのだが、
これは、子供の頃よく母がこうやって作っていた。
焼いていたら、あざやかにその光景を思い出した。
母はしちりんなんか使わなかったので、
ガスレンジの上で当時はセラミック仕様もなかったから、
焦げ方がまばらで…。
要するにところどころがかなり焦げていたりした。
でも、おいしかった。
特に料理が上手という人ではなかったのだなあと
今振り返ると思うのだけれど、
それはそれで絶対母でなければできない味がまたあったように思う。
その一つがこの焼きおにぎりかなあ。