かたずけの日々
毎日、身体中痛くなるほど、家の中をかたずけている。
子育て中の子供のものの多いこと多いこと。
そして、いろんなものを捨てていかなきゃ…。
「捨てる」っていうことが今までなかなかできないで、
とりあえず、おいて~みたいにしたまま、
気がつけば、十数年分のなにかにのものを蓄積していた。
思い出とともに、自分の元気な人生の時間の蓄積。
が、なんと乱雑になってしまっていたことか…。
これは残して、これは捨てよう、ってやっている。
それにしても、どれにもこれにも
思い出すことがあるものだ。
ある意味で捨てるって「思い出を捨てているようなもの」なのかもしれないなあと
思うんだけど、子供の一人が「思い出は心の中にあればいいでしょう~」という。
でもねえ、子供よ、
心の中にしまっておける思い出に自信がなくなってもくるんだよね、それが歳ってものかもしれない。
ほら、お母ちゃんが作った洋服やら、小物やら、
忘れずにいてくれるかなあ~。
君等がほんとにまあるい目をして作った紙や箱やらの工作物。
小学校の時の日記やら作文…。
この期におよんでまだ、未練がましいお母ちゃんであった…。
けれども、それでいいっか~。
子供との時間はいつもいつも楽しかった。